2008/09/20

大山は見えない山

6合目まで下りると、午後ということもあり三鈷峰がくっきりと見えたが、背後には白い雲が。 下山の駐車場からは柔らかく色づいた大山が見えた。 大山寺から米子方面に向けてやってきた。大山から三鈷峰までまだ見えている。手前の電線が残念。米子道に入るとまた違う大山が見えてくるのだが、頂上はすっかり雲に隠れてしまった。溝口インター付近からの大山。朝は全く見えなかったので、見えるだけましか。 江府を過ぎると大山が見えた。南から見た大山は横に長い山。長い三平山トンネルを過ぎると蒜山に阻まれて大山は見えなくなってしまう。このように、久々に頂上まで見ることができた大山だが、帰る頃にはまた雲に隠れてしまった。大山にかかる雲は、それ1つということはまれで、今回もそうだが、どこかからやってくる雲の帯が大山を目指しているような気がする。やってくる方向はその時によって異なるのだが。夏は雷雲が続いていて怖いこともある。  
米子道ができて何年になるだろうか、最初はほとんど対面通行だったが、今回通ったら片側2車線の箇所の方が多いくらいになっていた。 
米子道ができる前は、大山に日帰り登山というのは無理だった。大山寺で泊まるつもりで行くと、蒜山から鏡ヶ成、そして鍵掛峠を越えて桝水高原へとつながる。この鍵掛峠という響きの良い名前の峠には、米子道のおかげで行くことがなくなってしまった。 
いつかすっきりと晴れた日に、大山に2時間で登り、ちょっと引き返して鍵掛峠まで足を伸ばしてみたいものだ。