2008/09/16

3日目-7 下山して仙流荘に泊まる


摩利支天が見えた。雲がとれてくるのだろうか。  三合目まで下りてきた、13:34。地図はこちら 二合目の分岐点、13:55。 そして北沢峠に無事下山、14:30。昔山男の計画では15:15だったので、大幅に上回った。
伊那市営戸台行きバスがもう来ている。15時よりも早めに出てくれると有難いなあ。
テントのベンチにはバスに乗る順番の番号がかいてある。末尾に陣取り、長衛荘に預かってもらっていた荷物を取りに行く。
その間に朝同じ頃出発した登山ツアーが甲斐駒から戻ってきた。すごく早いと昔山男は言うが、それが標準タイムなのか、健脚向けのツアーだったのか、私にはわからなかった。
バスはなかなかテントの方に来ない。その内に広河原からバスが4台やってきて、どんどん客が出てきた。4台目は空で、反対側のテントで待っている広河原行きの客がかなり多そうだった。
それでもなかなかバスに乗り込めない。 結局15時発の臨時バスは時間通りでないと出発しなかった。
13時半頃にはまだ雲を被っていた甲斐駒が姿を現し、駒津峰も見えた。  バスには鋸岳の鹿ノ窓の写真が。 この写真にもピンホールのようなのが写っているのだが。 中ノ川乗越も、と昔山男は眠ることなく写真を撮っていたようだが、山側の席だったこともあって、ほとんどの乗客同様山姥もうとうとしてしまった。 運転手が、今年は太平洋側から湿った空気が入ってきて、北の寒気とちょうど信州でぶつかるものだから、毎日どこかで雨が降ってねーと話をしていた。視界が開けない今回の登山だったが、登っている時に雨に遭わずにすんだ。
バスが仙流荘のバス停に着いたら、それぞれに散っていく。ここには新宿からバスが来ていた。我々は裏の駐車場へ。鋸岳がよく見えるが、暑い!車の中はもっと暑かった。  伊那市営となった仙流荘へ。今までは仙流荘に泊まって、翌朝早起きしてバスに乗っていたが、今回初めてゆっくりと寝ることができるのだ。(撮影は翌日)
  
仙流荘のサイトはこちら

この区間の花    

※参考文献
「山と高原地図41北岳・甲斐駒 南アルプス」(2008年 昭文社)