2008/09/21

久し振りに大山から弓ヶ浜

夏山登山の訓練のために大山にはよく登った。以前は晴れて弓ヶ浜や隠岐島が見えたものだが、近年はいつも曇りか小雨。他は晴れているのに大山だけ雲の中ということもあった。 
秋になって、今年初めて大山に登ることになったのだが、前線が通過して、山陰は回復が午後になるだろうという予報だった。ここのところ晴天が続いていたので、今回こそ弓ヶ浜がくっきりと見られるだろうと期待していたのに。 
予報のようには雨が降らなかったものの、米子道からは全く大山は見えなかった。溝口インターで下りて、大山へ向かってどんどん標高が上がっていく。今回も正面にあるはずの大山は雲に覆われていた。標高700mの桝水高原まで来ると、少し山が見えてきた。この先天候が急速に回復するのを祈るばかりだ。標高800mのキャンプ場近くの駐車場に車を置き、いつものように夏道を登ったのだが、思ったよりも紅葉していた。紅葉した落ち葉や枯れ葉もたくさん登山道に落ちていたが、人に踏まれてなかなか写すほどのものがなく、せっかく写したものはピンボケだった。  ブナの大木から潅木へ、そして草へと登ると植生がどんどん変わっていくので、7合目あたりからは遠くが見晴らせるようになる。雲もだんだんとれてきたが、霞んでなかなか弓ヶ浜はわからなかった。頂上に来てやっと見えたのだが、それもうっすらとだった。ともかく、久し振りに弓ヶ浜を見ることができた。 
     山登り編