
大山は夏山登山に向けての訓練に登る山だった。2時間前後で登ることが我々の基準だった。1時間50分で登ったこともあった。しかし、今回昔山男は自分の体調を考えて3時間を目標にすると言った。3時間というのは、私が山姥になるずっと以前、本気で山歩きをしようという気になって大山に来たのだが、後半バテてバテてヒイヒイ言いながら登った時のタイムである。
登り初めは緩斜面で、丸太と砂利を使って崩壊を防ごうというかなりの工夫が見られる登山道を登っていく。このあたりは昔山男が好きなブナが多い。

この木も数年前から根元が半分宙に浮く状態になっているが、今年もなんとか倒れずに葉を付けていた。 後方を下りる人との比較で根がどの程度浮いているかが分かる。







この区間の花と紅葉