2008/10/04

御嶽山のお池巡りは摩利支天乗越を通っていた

  
今回摩利支天乗越を初めて通ったと思っていたが、勘違いだった。94年に継子岳・四ノ池を回って御岳ロープウェイへと下山したときも、98年に継子岳・四ノ池・三ノ池と巡って二ノ池新館に戻ったときも、摩利支天乗越から五ノ池、継子岳へと歩いたことが、それぞれのアルバムを見直してわかった。天気の良い98年の写真には焦げた斜面、五ノ池が下方に見えている。これは摩利支天の斜面からでないと見られない景色だ。五ノ池の向こうには古い五の池小屋が写っている。こういうのもなんだが、この小屋には泊まりたくないと話をしたものだ。御嶽山の登山者が増えたと感じたが、それは五の池小屋が建て直されたからではないかとさえ思うくらいだ。

しかし、この写真を撮っている時は、向こうに浮かぶ雲の形が変だということに気を取られていた。半円形の雲があちこちに浮かんでいた。東に浮かぶこの雲はも雲の影との間に線が見えたりして、気持ち悪いので早く二ノ池新館に早く戻ろうと急いだ。翌日上高地で震度1の地震があったが、昔山男は、これは地震雲ではないという。 この日は天気が良く、北アルプスがよく見えた。北部の立山・剱が笠と抜戸の間に見えていた。水晶・鷲羽・野口五郎は推定です。
継子岳頂上はこちら

※参考文献
「山と高原地図39 御嶽山」(2008年版 昭文社)