2006/06/24

3 大天井岳より下山

天狗岩は登り切ると、先ほど登った地蔵岳がよく見えた。この日はロッククライミングでどんどん登っていたが、登山道から見えた岸壁だけでなく、裏からも登っている。

左へ抜けると、平坦な道になる。しばらく行くと大天井岳の頂上、ここで昼食を作ったり、食べたりする人が多い。すっきり晴れると瀬戸内海まで見えるのだが、お昼時ともなると、たいてい霞んでしまう。 下りも急なところが多い。 馬の背という岩場にきた。実際には馬の背のようにまるくなく、岩が尖っていて、大きく2ヶ所に分かれている。
身軽だった昔は、赤→印のように尾根?沿いに進んで、次の岩へと飛び移っていた。いつの頃からかそれができなくなり、1つ目の中央の溝を黄→印のように下りるようになった。

このように下りて、左に折れ、岩に沿った道を行く。

その後も岩場の急傾斜は待っている。下から見上げると、岩の凹凸がわかり、どこに手足を置けば良いかわかりやすいが、下りではこのようには見えない。

展望岩と呼ばれているところもあるが、ここで休憩するほどでもないので、下りていく。ここも濡れていれば滑りやすく、掴まるところのない箇所だ。
その後、狭い岩の裂け目が上から見えてくる。通れない人は別の道がある。

そして最後のクサリ場だ。ここも垂直に近く、日が差すことがないので、雨が降ったら長い間濡れている。
昔はこのコースを登っていたので、クサリに掴まることに違和感はなかったが、下りの場合、クサリは掴むのではなく、片手で押さえ、もう一方の手で近くの岩の出っ張りを掴みながら下りていった方が良いのではないかと思うようになった。



残念ながらここで電池切れ、ロッククライミングの練習場となっている出雲岩はここから近いが、写すことはできなかった。