地蔵岳から分岐までもどり、先に進んでいると、突然に天狗岩直下に出る。絶壁だ。実際の傾斜が何度あるのかわからないが、ほぼ90度に感じる。
昔はここをくさりを頼りに下りたものだが、年と共に登りの時に通過するようになった。クサリ場では岩の窪みに手足を置きながら、三点支持を守って登っていく。慎重に行けば、危険ではない。二本足で歩くより面白い。
最初は虎ロープの結び目を滑り止めにして登る。虎ロープとは本来危険を知らせるためのもので、強度のあるものではないのだが。


第2のクサリ。ここは下からでもどこに足を置けば良いかわかりやすい。





数年前にはこの絶壁を前を向いて下りたのだが・・・