先程の草の生えた山はすぐに越え、少し下って登り返す。ガスの中かすかに見えるのが中岳の頂上だろうか？１２時４１分。 
風が強いので帽子が飛ばないよう押さえる。この先が頂上かな？１２時４７分。
確かにここが中岳の頂上だった。阿弥陀岳といい、頂上が小さい山だ。
頂上が小さいので、すぐに下りとなる。
下の広くなったところに人が見える。ガスはかかったり、とれたりの繰り返し、１２時５３分。
ほぼ下りきったところの右側にコマクサが咲いていた。明日歩く横岳・硫黄岳のコマクサの群生が素晴らしいと聞いていたが、ここにもコマクサがあったのだ。中岳は何もないただの通過点だけではなかった。
先の崩れケルンのようなところから、来し方、中岳を振り返る、１３時１分。みんなコマクサに気がついてはしゃいでいる。コマクサはそんな花だ。
この区間に出会った花々
