2007/09/05

第1日7 展望歩道

ここからも整備された木道が続く。こんなに緩い登りで、いつ室堂に着くのだろう。『山と高原地図43 白山』の解説では「展望歩道は人気のコースなので人が多い」とあるのだが、この開けた景色の中を歩いているのは我々だけだ。
このカーブの向こうで、こちらに向かって歩いてくる人を見つけた。
それは自然保護?監視員の人だった。我々とすれ違った場所には白山には少ないイワショウブが咲いていて、それを教えてくれたが、やや離れた場所にあり、小さな花のためピントを合わせきれなかった。また、ハクサンボウフウか、シラネニンジンかという花については、葉っぱがニンジンに似ているので、シラネニンジンにしときましょうと言うことだったが、これもまたピントが合わなかった。 全体に大きく左カーブを描いていた木道が終わり、いよいよ登山道になったが傾斜は緩いままだ。ここはぬかるんでいるので、石が十字に並べてある、10時41分。 振り返ると、山うば谷と向こうの山をガスが呑み込んでいくようだ、10時51分。 小さな流れの側を登っていくが、この先で右に折れる。四角い道標が右端にあります、11時。 一つ東の谷となった。柳谷というらしい。向こうに南竜のテント場が見えてきた。別山はどこ?
上に登るというよりも、水平に東へ東へ回り込んでいるようだ。 やがてシラビソの林に入る。展望歩道唯一の急登ということだ、11時6分。 写真を撮ろうと思わないほどの急登はここで終わり。ハイマツが現れた、11時20分。 ここにもまたお花畑が広がっていた。 やっと森林限界を越えた。晴れているわけではないが、視界が明るくなってきた。 タカネマツムシソウを見つけた。青い花は涼しげやねー。地図にもお花畑と書いてあった、11時24分。
      この区間の花

※コースタイムは昭文社の『山と高原地図43 白山』を参考にしています