ガスが切れると西の方になだらかな尾根が見える。トンビ岩コースだろうか?人が通っている。
先ほどから鳥があっちに留まりこっちに留まりしてした。珍しくカメラに納めることができた。カヤクグリだろう。ハイマツ帯にいる鳥と『日本の野鳥』に書いてあるが、ハイマツ帯と言えばホシガラスでしょ。白山にはホシガラスはいないのだろうか。
ここも花が咲いている。
先ほどの尾根が見えてきた。地図で確かめると、この尾根はトンビ岩コースではなかった。トンビ岩コースは谷を通るので、その東側にある小さな尾根が見えていることがわかった。人が歩いているように見えたものは木だった。
小さな砂利が敷いてあるようなところがあって、虫の穴のようなものがたくさんあった。山姥はアリの巣だろうと言ったが、昔山男は蟻地獄ではないかという。蟻地獄ならすり鉢状にへこんでいると思うが。
またハイマツが高くなってきた。左向こうに雪渓らしきもの発見、12時53分。
もう少し進むと先ほどの雪渓が大きく見えてきた。その下をぱらぱらと登山者が通っている。
平瀬道との分岐点に道標があった。展望歩道はここで終わり、13時5分。
これが来し方。なだらかな登山道でした。
平瀬温泉方面に下りる平瀬道。
そしてこれが我々の行く道。ここはもう室堂平?
この区間の花
※参考文献
「山渓カラー図鑑 日本の野鳥」(1985年 山と渓谷社)
「山と高原地図43 白山」(2007年 昭文社)