

ガシャ、ガラガラガラー。杓子岳の下の方で岩が崩れたようだ。小石や砂に見える流れがしばらく続く。大雪渓を歩いている人までは届かないのか、誰も逃げようとしない。こんな時にも「ラク!」と叫ぶべきなのか?昔山男はただ眺めているだけだ。
確か「天狗菱」と呼ばれる岩か岩面がこのあたりに見えるらしいのだが、昔山男に聞いても「知らん」と言われるし、他の登山者からも「天狗菱」という言葉は聞かない。


我々も岩まで行って飲もうとしたが、岩の面を水が流れているので飲みにくかった。これは地図にある「岩小舎」だろうか。




この区間の花々