



やっぱりあの岩の斜面を登るのだろうか?


すぐに道は開けて岩峰の表側がまた見えてきた。でもよく見ると左端の岩に踏み跡があった。直登だが向こうに行くよりはまし。そう思って登り詰め、左へ矢印に従って回っていくと、ずっとクサリが続いていて、それが大きな丸い岩の向こうまで続いていた。
その出っ張った岩をクサリを掴みながら回っていく。足場は狭いがなんとか届く。5年前にここを縦走して唐松頂上山荘に夕方近く着いた親子連れがいた。子供は小学校高学年くらいだったが、こんな岩場をよく通れたものだ。体は小さくても身軽なので大丈夫なのだろうか、11時53分。



この区間の花々