2006/09/03

第2日 3 白馬鑓ヶ岳へ

やっと杓子岳の屋根の下まで来た。ガイドブックには「巻かずに頂上にも登ろう」とあったが、雷が怖いのでショートパス。01年に逆コースを縦走した時に登ったことだし、6時5分。
日陰で涼しかったが杓子岳の巻き道は思ったより時間がかかった。歩いていて前回頂上に登った時のことを思い出そうとしたが、全く記憶がない。一面がガスっていたのかも知れない。途中でリンネソウを見かけた、6時16分。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳の間の鞍部の底に着いた。我々の影が少し短くなってきた。下り終わったら登りです、6時23分。
時々水分補給や花を写すのに足を止めるが、要所要所でも足を止め、写真を撮る。雲の下には白馬の町が見える。山の上から見下ろす時に雲があると臨場感が増す「どーれ、下界はどんな様子かなあ」。
しばらく登りが続く、まさかあれが白馬鑓ヶ岳?6時33分
そんなはずはなく、登り着くと昔は道標の板があったであろう棒が立っていた。ここからは右に巻いて向こうの馬の背状のところへと登っていく、6時40分。
しかし、その前に来し方を振り返ってみよう。白馬岳は形を変えないが、杓子岳は向こうを歩いている時は家の屋根のようだったが、ここから見ると東側がかなりごつごつした尾根があるように見える。手前の斜面もかつて崩壊したような感じだ。頂上から何が見えたのか思い出せない。
東側も展望しよう。上越の妙高をはじめ火山が並んでいる。急登ではなかったが、日の当たる道を歩いて白馬鑓ヶ岳まであと少しとなってきた。本当に後少しか?7時2分。 

この区間の花々