2006/09/18

第3日 3 雪渓で遊ぶ

5年前に八方尾根を登った時、他の登山者もするように我々もこの雪渓で休憩したと思う。今回もここで休憩することにしよう、9時30分。
まずカッパを脱ぎ、リュックカバーと共にリュックの中にしまう。そして水分の補給。まわりを見回すと、石の間に小さな花がたくさん咲いていることに気付いた。これでは休んでいられない。あちこちの花を写して回った。
先に休憩していた人たちも花が好きなようで「可愛いスミレ」などと言って写真を撮っている。「スミレ?」私は見ていない。場所を教えてもらって私も撮った。
そんな風にゆっくり時を過ごしていると、にぎやかな一団がやってきてリュックを下ろして休憩を始めた。大学の登山部のようだ。

その内に雪渓に登りだした。元気やなあ。これから登る人達やね。 
ではそろそろ動きだすとしよう、8時50分。 ここにも色んな花が咲いている。オオヒョウタンボクの花撮って!ここでもまたロスタイム。
おっと向こうに尾根が見えてきた。何やら後で急に近づいて来た人の気配がしたので、道脇によける。挨拶をして走って行く元気な集団。黄色いリュックカバーに「大分都築高校」と書いてある。あれ、さっきの子たちだ。高校生だったのか。 
最後の縞シャツが先生らしい。そんなに急がんでも。花も景色も楽しんでいったらええのに。 向こうにはなだらかな尾根。尾根を縦走するのか、谷沿いに道がついているのか、9時4分。 

この区間の花々