2006/10/27

3 頂上へ

8合目を過ぎてしばらく登ると稜線に出る。
そして、足場の悪い登山道は終わり、この木の階段を登るとほぼ木道になる。
先程見えた稜線もこのような板の道になっている。濡れている時は滑るので要注意の道である。
やがて木道が一時なくなり、花の多い一帯を過ぎ、ダイセンキャラボクをかきわけるような道となる。ここは足元が悪い。晴れが続いても水たまりが残っていたりする。
それを通り過ぎると木の階段があり、下りると頂上と周遊コースの分岐に出る。
この板の道は手すり代わりのロープがなくなっていたり、傾いたりして荒れていた。いつも気付かないがここが9合目だった。頂上の小屋が見えてきた。
板の道も傾斜のきついところは階段になっている。ダイセンキャラボクの多いところだ。
そしてまた周遊コースの分岐に出る。もう少し。
数年前に小さな風力発電が4基設置されたが今は2つが動いているだけ。山小屋の向こうが終点。
11時56分、予定より早く2時間半で到着。いつもバテる後半に足が軽かった。たくさんの人の隙間を見つけて荷物と腰を下ろし、夏山で残ったインスタント麺で昼食。
雲の間からうっすらと見える弓ヶ浜を眺めながら湯を沸かす。しかし、なかなか沸騰しない。どうもガスボンベの中身が少ないらしい。昔ホワイトガソリンが燃料だった頃は、燃料の量を確認できたが、ガスボンベになってからはどの程度残っていて、それが何回使えるかがわからなくなった。

この区間の花と紅葉