我々も含め、多くの登山者が踏む道はどんどん荒れていく。それを食い止めるために白山では石や丸太で登山道をどんどん整備している、8時30分。 2年前に通った道は右側。だいぶ木がすけてきた。 立派な木道もあった。ここは木がないので、向こうの山が見えた。やっぱりガスがかかってしまったなあ。 甚之助谷の最上部? 白山はどうも東の方にガスがかかることが多いように思う。 この池は前回も見た。ここは以前の道だが、砂利を詰めたドンゴロスの袋が並べられている。今でもあるんや。子供の頃はドンゴロスと聞いて、何かを入れてどんと殺すための袋だと思っていた。いつだったか英語のdangerousがなまったものと聞いてさすがギョエテの国だなあとあきれた。しかし今調べてみると、dungareeという綿生地を指す言葉からきたらしい。それにしてもものすごいなまり方やなあ。 新しい道と復元中の道が交差しながら、ここで終わり。 従来の道にも石が積んであるが、この道を最初につけた時は、今は人の腰より高いところにある笹のところだったのではないだろうか。長年の間に人が通り、雨が降れば水が流れて、こんなに掘れてしまったのか。 地質調査をしているところ。 えらく平たい道になってしまった。登山道と思えない。ベンチが少し並んだ休憩所のすぐ向こうに甚之助避難小屋はある、9時7分。 中飯場からここまで、登山地図の所要時間が1時間半。我々は休憩や写真を撮るのに+20分みていたが、ほぼ1時間半で登ってきたので、いまのところ快調である。左の小屋(右はトイレの建物)と木の間を通って左手に登山道が続いている。
この区間の花