湯の花峠を出てからも同じような道が続く。木の階段も多い。突然蛙岩というプレートが目に入った。そして左にはカエルに似た岩があって、誰かがいたずらしたらしく目鼻まで付けてあった、7:48。右の草木谷側が明るくなってきた。飛騨頂上まで42ある地点の21番目、ちょうど半分のところに来た。木がすけて、谷の向こうが見えた。崩れた斜面が見える。 ガスが薄くなってきた。期待できそうだ。 まもなくのぞき岩に到着、8:00。小さな避難小屋がある。
のぞき岩の外側にはロープが張ってある。 だんだんガスはとれてきたが、摩利支天の上の方にはまだ雲がかかっている。
再び歩き始める。ここも石を敷き詰めてある。動かないので歩きやすい。 ここは木道だが、角材の角を立てて並べてあるので靴がひっかかり滑らない。モミジカラマツの群生があちこちにある。 「25」を過ぎて、登山者が少ないので、登山道の中央で立ち止まっていると、突然後ろでハアハア息を切らす音が聞こえた。クマ!驚いて振り向くと人だった。道を譲ると階段を駆け上って、瞬く間に姿は見えなくなってしまった。我々は御嶽山が目標だが、こういう人たちは目標は海外の高い山なのだろう。 道が付け変わったのだろうか。 そしてお助け水に到着、8:37。予定では9:50なので1時間以上も早い、というよりも予定がゆっくりし過ぎているのかも。
何故こんな名前がついたのかわからないが、ここには水場はない。ここが8合目。標高2.450mで、飛騨頂上まで1.3㎞約80分という。
この区間の花