追い越され、追い越され、更に追い越されと、追い越され続けながらの山歩きの記録です。これから登ろうかという人たちへの参考にはなりません。どちらかというと、山に登ってみたいと思いながら実現できない人向けです。実際に歩いたらこんなもんかなあと思ってもらえれば幸いです。
2008/08/01
1日目-3 飛騨頂上、五の池小屋まで
8合目のお助け水を8:41に出発。
高い木がまばらになってきた。「30」を通過、8:45。頂上まであと1.2㎞か。 「31」を過ぎると低い木が多くなってきた。山の斜面が見える。 「32」が森林限界だった、8:55。地図でみると標高2.500mあたりらしい。まだ木はあるけど。 後ろを振り返ると濁河温泉が見えた。これからは夏の日差しの下を歩くことになるので長袖のシャツを着る。リュックから取り出すので、こんなことに9分もかかってしまった。 ごろごろ岩の道となった。丈の高いハイマツと、背の低いシラビソが混生している。 あの雲!この先の天候が読めない。ものすごく暑くはないが、段々と昔山男の速度が下がってきた。疲れが出ているのだろうか。
しかし、このあたりはずーっと山腹を横切る道で、そんなに急な坂はないのだが。 しばらくしてジグザグの登りになった。信仰の山なので、ところどころにこんな像が置いてある、9:39。 「飛騨頂上まで400m」というプレートを過ぎて大きな岩を回り込むと、岩から崩れた石が道に落ちている。今回はストックを忘れたので、石を支えにしながら登る昔山男。「40 あと200m」を過ぎると砂礫地となる。山側を見上げるとコマクサの群生。こんなに密に咲いているのを見たことがないほどだ。この前に来た時はガスでこの群落も全く見えなかったのだ。 飛騨頂上にある五の池小屋に到着、10:00。計画では11時着だったので1時間も早く登れたことになる。しかし、今朝のペースではもう少し早く着くと思っていたのになあ。 小屋で早速宿泊の手続きをする。1泊2食で8.500円。
夕食は5時半から、朝食は5時からになります。今日は混むと予想されますので、敷き布団は2名1枚になっていますが、3名で1枚となることもありますので、ご了承下さい
頂上巡りに必要な物を小リュックに詰め替える。
荷物を預かってもらえますか?
部屋の奥の右隅に置いて下さい
この区間の花1・2
※参考文献
「山と高原地図39 御嶽山」(3008年版 昭文社)