追い越され、追い越され、更に追い越されと、追い越され続けながらの山歩きの記録です。これから登ろうかという人たちへの参考にはなりません。どちらかというと、山に登ってみたいと思いながら実現できない人向けです。実際に歩いたらこんなもんかなあと思ってもらえれば幸いです。
2008/08/12
1日目-10 四ノ池は遠くで眺める
四ノ池まで行ってみよう 振り返ると剣ヶ峰がガスの向こうに見えた。
ここから三ノ池の全容が眺められる。 この辺りはあまり花はなかった。ときどきハクサンイチゲが咲いているくらいだった。この向こうに行くと、坂が急になってきて足元も悪そうだった。 今日はここから四ノ池を眺めるくらいにしておこう
四ノ池は御嶽山の頂上にある池のなかでは一風変わった風景のところで、我々のお気に入りの池だ。水がたまらずに、外に出てしまうので、湿原のようになっている。 この道か、三ノ池の外回りの道から続く道を人が歩いているのが見える。 五の池小屋に到着、15:48。 着替えて布団を敷き、しばし休憩。敷き布団1枚に2名でいけそうかな?
やがて5時になり夕食に行く。食堂もこぢんまりとしている。
「食事は体にやさしい野菜中心」だった。 食後外に出た。剣ヶ峰に日が差している。 三ノ池には外壁と青い空、白い雲が映っている。 部屋に戻るが人はあまりいない。我々は右下の一番奥だった。下側は階段の上り下りがないので楽だが、頭をよく打ち付ける。前に泊まった時は、左上の奥の方だった。高山とはいえ、これだけ人がぎっしりいるとその体温で山小屋の中は暑い。熟睡できる人はいるのだろうか?
四の池についてはこちら
※参考文献
「山と高原地図39 御嶽山」(2008年版 昭文社)