計画では6時出発だったので、4時半に起床。登山に必要ない荷物は名札をつけ、棚に置かせてもらう。長衛荘では朝食はお弁当になっているので、好きな時に出発できる。リュックの準備をして外に出るとライトなしでも食事ができる明るさだった。テーブルが空いていたので、そこで朝食。準備が整って早めに出発、5:37。しばらくは北沢峠-広河原間のバス道を歩く。96年にここを歩いた時はオオレイジンソウが咲く草むらがあったが、今は整備されてなくなっていた。
よく目立つ看板があったので、迷わずにすんだ。 しばらく森の中を歩いくと、色とりどりのテントが見えてきて、その先に北沢駒仙小屋があった、5:47。前回甲斐駒に登った時は、我々よりも早く並んだ登山者が非常に多くて、何台目かの朝一のバスで北沢峠に着いた時は、長衛荘はもう満杯でこの小屋に泊まることにし、荷物を置かせてもらった。その時は北沢長衛小屋という名前だったと思う。
振り返ると青空、夜中に雨が降ったが回復していた。そして仙丈のゆったりした姿。その山腹に映った山の影は双児山?それとも甲斐駒と摩利支天? ここからはほぼ沢に沿って緩い登り。実際にはこんなに明るくはなかった。
左岸を歩いていたがここで右岸へ渡る。
左の斜面はかなり崩壊している。
短いが1ヶ所ロープ場があった。
その後また丸太橋を渡って左岸に戻り、光さす方へと歩き続けるのかと思ったら、ロープが山の斜面にのびていた。ここから大きくジグザグに歩くと仙水小屋に着いた。ここが最後の水場だが、人によるとここで水を補給するとおこられることがあるそうだ。我々は大丈夫だったけど。
テント場を過ぎるとまた暗い森の中を歩くことになる。早めに出たので早めに通過、6:30。
この区間の花
※参考文献
「山と高原地図41北岳・甲斐駒 南アルプス」(2008年 昭文社)