ここまで計画より早く出た分早く着いた。後々のことを考えて、ぐずぐずせずに出発、7:14。
いったいどれが登山道や?
確かにどこが道かわからないくらい踏み荒らされている。岩と木の根の斜面をジグザグに登っていく。 その内に道は狭くなり、急登になってきた。急登というよりも2740mの駒津峰へ標高差500mの直登だ。地図はこちら すれ違うのにも狭い道が続くので、ちょっと横に広い空間があれば、皆一休みしている。我々も細かく休憩し、写真を撮りながら登っていく。正面の栗沢山から南へ続く峰々が見えだした。富士山は見えへんなあ。 摩利支天がどーんと見えていたが、もう少し登ると甲斐駒が見えてきた。
摩利支天の仙水峠側を見下ろすと遠くに山が見えた。あれは八ヶ岳、ではなく、金峰山あたりかな。
高度が上がるに従い、甲斐駒の姿が見えてくる。
登山道脇の木々も低くなってきたが、相変わらずの直登が続く。
ここが『山が楽しくなる地形と地学』にある、駒津峰の南斜面2400mぐらいから続いている岩塊流の先端部。ということはまだ300m以上登るのか。向こうに駒津峰から続く双児山が見える。
下りに通る予定だ。 また背の高い樹林帯を登る、8:25。
気の向こうに大きな甲斐駒が見える。摩利支天は甲斐駒のコブのようだ。森林限界はどこ?
この区間の花
※参考文献
「山と高原地図41 北岳・甲斐駒 南アルプス」(2008年 昭文社)
「山が楽しくなる地形と地学」(広島三朗 1991年 山と渓谷社)