大滝頭からはなだらかな道がしばらく続いた。
地図はこちら しかし、段々と悪路となり、傾斜もきつくなってきた。 丈は低くなってきたがまだ樹林帯の中を歩く。たまには甲斐駒が見えたりもする。鋸岳も見えるようになり、その間から八ヶ岳がうっすらと見えだした。最後の急登で樹林帯の穴からすっぽりと上に抜け出したところが森林限界で、突然視界が広がるという感じだった。
八ヶ岳はさっきより良く見える。 なだらかな傾斜で、花もところどころ咲いている。 今見えているのが小仙丈の頂上なのか、登った先にあるのかよくわからないが、上の方は急傾斜に見える。 崩れた箇所もある。こんな崖のようなところがお花畑だったりする。頂上の道標が見えた。下から見上げた程急登にはならず、小仙丈(2855m)に到着、8:26。登山地図では1時間のところを1時間12分かかったが、昔山男が立て直した予定よりもだいぶ早い。
馬の背のなだらかな峰が少し見え、その向こうにうっすらと中央アルプスも雲に浮かんでいる。 鋸と甲斐駒、そして向こうに八ヶ岳が大きく見えてきたが雲もわいてきた。
そして南には北岳と間ノ岳、遠くに南アルプス南部の山々も。
この区間の花 1 2
※参考文献
「山と高原地図41北岳・甲斐駒 南アルプス」(2008年 昭文社)