ガスがわいてきた割に別山はまだ全貌を現している。ここは室堂から0.8㎞、南竜山荘まで0.9㎞の地点。
東にはまだ御岳が見える。
浮き石に気をつけて歩くしかない、10時3分。
「何故南竜ヶ馬場という名がつけられたのだろう」「上高地で牛を飼っていたみたいに、馬を飼っていたのではないか」などとええ加減なことをしゃべりながら下りていく。、10時14分。
御岳の左下の尖った山は甲斐駒ヶ岳(2967m)?こんな時間になっても、雲が出てきても、遠くの山が見えるのが驚き!やっぱり展望歩道を下りた方が良かっただろうか。
しかし、足元に気をつけて歩くので、遠くの山にばかり目を向けていられない。
急坂と言っても、白山の登山道では急な斜面ということで、山は普通こんなものである。滑落の危険もないし。足をくじかないように注意する程度である、10時24分。
南竜山荘の屋根はずっと前から見えているのに、一向に近づく気配がない。
ごろごろと石の多い道なので歩きにくい、10時32分。
ここにもニッコウキスゲが咲いていた、10時44分。
主にこの谷の右側を下りてきた。
あと1分ほどで南竜山荘に着きそう、10時50分。
と思ったら5分もかかってしまった。
やっと分岐に到着、10時56分。
というわけで、室堂山荘からここまで1時間10分のところを1時間半近くかかってしまった。依然として下りが課題の我々である。この区間の花
※参考文献
「百名山パノラマ案内」(1999年 白山書房)
「山と高原地図43 白山」(2007年 昭文社)