2008/09/05

2日目-9 駒津峰・双児山から北沢峠へ

甲斐駒から駒津峰への道を戻っていく。六方石の横を通過、13:05。駒津峰の頂上には人が見える。その前に1つ小さなピークがあるので、ここからは下って登り、また下って登ることになる。 駒津峰に54分で到着、13:37。50分+10分みていたので、心配していたよりは早く歩けた。相変わらず見晴らしがきかないが、しばらく休憩。ここからはしばらく矢印の方向へ平らに歩く。1時間50分で北沢峠まで下りられるだろうか? そして小さなピークの前で道は下へと向きを変えた。昨日通ったバス道が見えてきた。左下方に駒津峰の岩塊流の始まりが見えてきて、下りるに従って岩塊流に近づく。
ハイマツの中の道に入り、双児山の方に向かうので、岩塊流はもう見られない。疲れが見えてきたので、遂にストックを使うことにした。ストックは先月御嶽山登山に忘れていったが、なくても大丈夫だった。それで使いすぎないこともバランス感覚を養うのに良いと、今まで出さなかったのだ。 振り返ると駒津峰の頂上もガスがかかっていた。
もう樹林帯なのだが、木があまり高くない。このあたりは傾斜がないので楽である。  やっと双児山(標高2643.6m)に着いた、14:35。ここは道標の前を横切らず、左折して急な下りの後樹林帯に入る。 左には栗沢山は見えるが、鳳凰三山や北岳は見えない。
双児山のもう1つのピークの向こうには仙丈が見えてきたが、こちらの頂上には行かず、道はその横を通っている。 その後は背の高い針葉樹林帯になるので、周辺の山々はもう見えない。ここから結構な急坂をジグザグに下りていったが、山とはこんなもんです、14:51。 やっと傾斜がゆるくなって、そろそろ長衛荘の屋根でも見えてくるのだろうか、15:26。 しかし、ここからまだまだ歩かねばならなかった。最後に待っていたのは横に振りの大きいジグザグ道。
最終的に長衛荘に着いたのは16:20。6時出発で計画していた下山時間だった。

この区間の花   

※参考文献
「山と高原地図41北岳・甲斐駒 南アルプス」(2008年 昭文社)