14時30分初のトロリーバスに間に合った。30 分毎に出るということで乗れるか心配だったが、一度に何台も出るのだった。途中で離合するため、定時発しか無理なようだ。
到着して外に出ると、立山連峰はガスっていた。そして逆光になるので、写真を撮りづらかった。
大勢の人たちがダムの上の道を歩いている。水位は低いように思うが、放水している。観光放水で霧状なので、水量はたいしたことないらしい。
黒部湖の向こう(南側)も霞んでいる。塊量感のある赤牛岳が正面に見えるはずだ。
我々も歩いてダムを渡った。北アルプスで山歩きをしているとよく目立つ針ノ木岳は、黒部湖の東側にあるはずだが、上がガスっているので、どの山なのかはっきりわからない。
黒部川側もガスって後立山連峰はよくわからない。たくさんの中国人観光客がいた。
ここからが下ノ廊下。やっと人が渡れるほどの橋が見えた。雪が最も少なくなるこれからがシーズンだ。もちろん我々が行けるところではない。
帰りは30分待ちだったが、坐ることができた。いつも上から眺めるだけの黒部湖を水位とほぼ同じ高さから見ることができた。早めに出発しただけのことはあった。 白馬岳頂上より黒部湖を眺める